認知症の原因物質は歯周病菌と関連???
という記事が出ておりました。
認知症の7割を占めるアルツハイマー病は、
「アミロイドベータ(Aβ)」などの異常なたんぱく質が長年少しずつ脳に蓄積し、
発症や症状の進行につながるとされる。
近年、歯周病の原因菌やその毒素が血管を通じて体内に侵入することで、
Aβが体内でつくら
脳に蓄積することが解明されてきたが、
歯周病菌に感染したマウスの脳血管の表面では、
Aβを脳内に運ぶ「受容体」と呼ばれるたんぱく質の数が約2倍に増えていた。
とのことです。
これけっこう怖い記事ですよね。
なぜ怖いかって
「日本の成人の約80%が歯周病にかっている」と言われているからです。
ということは日本の成人の約80%が認知症なりやすいリスクを持っている」ということになりませんか???
日本人は、世界で歯周病罹患率が高いんです。
でも
「虫歯を治してほしい」といらっしゃる方は多いのですが
「歯周病を治してほしいという方」はあまりいらっしゃいません。
これはたぶん歯周病というものが、どういう病気かご存知ないからなのだと思います。
もし。。。
・たまに歯ぐきから血が出る
・歯がムズムズするときがある
・しばしば咬むと痛い
・ときどき冷たいものや暖かいものを口にしたときにしみる
・歯が痛くなるけど、すぐに落ち着く、でもまた起こる
・最近、歯に物が挟まりやすくなった
・ふとしたときに口が臭う
・近頃、歯が伸びたような気がする
この中で一つでも当てはまったら、あなたはは歯周病かもしれませんよ???
上記のような、はっきりしない微妙な症状が歯周病の症状の特徴です。
微妙な症状だから「まぁいいかぁ」と思わずに歯医者さんに診てもらいましょう。
歯周病は、レントゲン撮ったり、歯ぐきを直接触らないとわかりません。
怪しいなと思ったら、当院にご相談ください。
そして
クリーニングで歯医者さんにかかられている方も、年に一回で良いのでレントゲン撮影や歯ぐきの検査をしてらいましょう!
はっきりと痛いとか、歯がグラグラするとか、歯ぐきが腫れたといったときは、
すでにかなり進行してしまっているかもしれないです。。。
歯周病は、予防治療と継続的なメンテンナンス治療が必要な病気です。