口臭の原因は歯周病かも???
こんにちは。
急に空気が冷たく感じられるようになってきましたね。
体調は崩されておりませんでしょうか???
今日は口臭について書いてみたい思います。
SNSで、3歳くらいの娘さんに、お父さんが自分のスプーンで食べさせようとしたら
「お父さんのお口は臭いからヤダ」と言われてしまい、お父さんが深く傷ついてしまった。
という記事を目にしました。
その中に、「自分は毎日お風呂にも入るし、歯磨きもしているのに・・・なんで・・・」
という文章がありました。
口臭の原因は、いろいろあるとおもいますが、大半の原因は歯周病だとおもいます。
歯周病はお口の中の歯周病菌の感染によりおきる感染症です。
歯周病菌のなかで、強い臭いを出す菌がいるのです。
そいつの名前は、P.g.菌(phyromonas gingivalis)といいます。
P.g.菌は、独特の臭いを発します。
電車の中で、他の乗客の方の口臭が気になってしまった経験はございませんか?
それがP.g.菌の匂いです。(もちろん全部とはいえませんが。。。)
P.g.菌を無くせば、臭いは消えます!
といいたいのですが、P.g.菌を含む歯周病菌は、お口の常在菌なので、残念ながら存在を無くすことはできません。
しかし、口臭のトラブルにならない程度に数を減らすことは可能です。
そのためには、歯ブラシと歯科医院でのお手入れをおこなえばよいのです。
先ほどの
「歯磨きしているのになんで・・・」
というSNSのコメントに戻ります。
日本人で歯磨きをしていない人というのは、あまりいないとおもいます。
歯磨きをしていても、口臭が生じてしまうほど歯周病が進行している方は多くいらっしゃいます。
原因は、歯ブラシの当て方にあります。
歯ブラシは、毛先で汚れを除去するのですが、この毛先を当てるべき所に当てる必要があります。
皆さん、けっこう自己流で歯ブラシをなさっていますが、
是非一度、歯科医院を受診して、歯ブラシのレクチャーを受けてみてください。
お口の環境は、大きく改善するとおもいますよ!!
なので、この記事のお父様も一度歯科医院に受診されたら良いのになぁと思った次第です。
ただ、歯周病菌は、お口のなかの常在菌なので一度少なくなっても、
また勢力を伸ばすために、息をひそめて様子をうかがっています。
ですので、歯科医院でお口のメンテナンスのために、継続的な定期健診をうけましょう!!
当院では、歯周病治療、ブラッシング指導、お口のメンテナンスのための予防治療を行っております。
口臭でお悩みの方は、一度ご相談くださいませ。
歯周病が原因でしたら、お役にたてるやもしれません。
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廣瀬歯科医院