歯医者嫌いなお子様は褒めるが一番?
小さいお子様をお持ちの親御様にとって
「歯医者嫌いなお子様は褒めるが一番?」というタイトルは気になるのではないでしょうか?
どういうことかと申しますと、言葉そのままです!
歯科治療が終わったら褒めてあげてください。
褒めて褒めて褒めちぎりましょう!
お子様のテンションアゲ↑アゲ↑にしてあげましょう!
褒め方はなんでもかまいません。
「がんばってむし歯とったねぇ」とか
「上手にできたねぇ」
「お口を大きくずっと開けられたねぇ」
「お母さん安心しちゃった」など
ホントにどんな感じでもかまいません。
そして
例えうまくいかなかったとしても褒めましょう!
「歯医者によく行けたねぇ」
「一人で座れてすごかったねぇ」
という感じで、出来たことを褒めましょう。
ポイントの一つは
褒める言葉はすこし選んだほうがよく
「マイナスな言葉は使わない!」です。
たとえば
「痛かったねぇ」
「やだったねぇ」
「痛いのによく泣かなかったねぇ」
「お母さんずっと心配だったよ」など
です。
逆に「嫌なことをやらなくてもいいんだ」ということになるそうです。
親御様もお待ちになられているときは、ひじょうに心配だと思います。
その心配だった気持ちで治療の終わったお子様を出迎えると「マイナスな表現」が出てしまうそうです。
そこは親御様も心配な気持ちはグッとこらえて
「プラスの言葉で前向きな姿勢」で出迎えてあげてください。
歯医者は大人でも怖いものです。
お子様とっては、その怖さは大人以上のことでしょう!
その怖さを乗り越えることは、きっと大人の想像をはるかに上回る力なのではないでしょうか?
怖さを克服することは、大きな成長だと思います。
ですから、声を大にして褒めてあげてほしいと思います。
褒めたあとにやってもらいたいことがもう一つ!!
「次も上手やれたら、またすごいね!」
です。
「次を」ご家庭で促していただけると、本当にやりやすいです!
是非とも、よろしくお願いいたします。
小児歯科治療をうまく進めるコツは、ほかにもありますが
そのほかのことは、また別の機会にお話ししたいと思います。
でも、一番は「褒めること」であることは間違いありません。