消毒滅菌はどのようにしているのですか?

[2015年07月29日]


廣瀬歯科医院では、治療に使用したものはすべて滅菌・消毒を行い


患者様ごとに交換しておりますので、安心して治療を受けることができます。


 

そして、滅菌する機材は、これからのグローバルスタンダードであるヨーロッパ基準のClassB」を満たした滅菌器を導入しております。


当院が導入しているクラスB滅菌器は、優れた滅菌性能とあらゆる器材の滅菌を可能としています。


ドイツの医療機関ではClassB滅菌を導入している歯科医療機関は80%にのぼると言われています。


残念なことに日本の現状の民間医療機関ではクラスB滅菌の導入率は2%程度と言われています。


クラスB滅菌機は


数回の真空状態をつくり出すことにより「タービンヘッド(歯牙切削器具)」のような多構造体の内部まで高圧蒸気を送ることが実現できるので、内部の隅々まで確実に滅菌することができます。


歯科治療においての器具中に隠れた菌による患者様の院内感染を防止することに大きく役立ちます。


そして


クラスB滅菌機の中でも


医療先進国のヨーロッパ規格EN13060において最も厳しいと言われる基準のClassB規格」をクリアしたMELAG(メラグ)社の「バキュクレーブ®31B+を導入しております。


 


MELAG(メラグ)社の「バキュクレーブ®31B+」の特徴


 ①医療先進国ヨーロッパ規格の滅菌クオリティ


 ②タービンのような複雑な器材を滅菌可能


 ③徹底的な空気除去による真空蒸気滅菌


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MELAG(メラグ)社は、1951年ドイツで創業され、滅菌装置を専門に手掛ける医療用滅菌装置の製造会社です。現在、世界5ヶ国、500以上のパートナー(ディーラーや代理店など)と取引を行い、累計45万台以上の装置を販売する、滅菌装置分野での世界トップメーカーです。 “滅菌能力を極めること”をコンセプトとするMELAG社の製品は全て、創業以来ドイツ国内(ベルリン)で開発・製造を実施。世界トップクラスの品質と安全を提供している会社です。



























Class



滅菌できる対象器具



Classごとの滅菌方法と状態



Class B



非包装または包装(一重・多重)の固形、中腔、多孔性物(衣類など)



滅菌前および乾燥時に数回の真空状態を作り出すプレポストバキューム方式。あらゆる種類・形状の被滅菌物を滅菌できる性能を備えています。



Class S



メーカー特定の対象物のみ:非包装の中腔物、包装された固形物



滅菌前および乾燥時に真空状態を作り出すプレポストバキューム方式。滅菌前の真空工程は1回となります。



Class N



非包装の固形物(滅菌後直ちに使用)



蒸気と空気の重量の違いを利用して空気除去を行う重力置換式。日本では一般的なクラスですが、用途や被滅菌物の種類には限りがあります。



(ヨーロッパ規格 EN13060に基づくクラス分類)


  大切な患者様のお身体をお守りし、安心して通院して頂ける環境作りをしていく事も、私達、医療従事者の責務と考えております。


  このように今後も、確かな感染対策とグローバルスタンダードとなる滅菌のクオリティを提供し、患者様に安心と安全をお届けする歯科


  医院を目指します。


板橋区 大山、大谷口、千川、小竹向原、小茂根の歯科医院


廣瀬歯科医院