より正確なインプラント治療のために
[2016年11月19日]
11/11.12にお休みをいただきセミナーに参加してまいりました。
4月から藤本研修会の藤本浩平先生のペリオ(歯周病)コースに受講させていただいておりまして、その5回目となります。
今回のテーマは「インプラント治療のサージカル(外科用)ステント」でした。
サージカルステントとは、インプラントを顎骨に埋入する際に位置・方向を決める定規みたいなものです。
サージカルステントを用いることで正確に位置・方向を特定できるので、安全にインプラントの埋入が行えるわけです。
サージカルステントといっても本当にいろいろありまして。。。
中には、ただ穴が開いているだけの代物もあるのです。。。
しかし、藤本浩平先生のサージカルステントは本当にすばらしくて
診査に必要なCT撮影に際にも利用ができ
CT画像診査自体もひじょうにしやくなります。
そこから改造することで、インプラント埋入手術も行えるのですが
術前の診査した内容がすべて詰め込まれておりますので
正確なインプラント体の埋入が行えるのです。
その分、製作するのにたいへん手間がかかります。。。
がしかし、結果はその手間を上回るものを得られます。
本当に考えに考えが加えられた素晴らしいサージカルステントなのです!!
是非とも早くこちらを利用してインプラント治療を行ってみたいものです。
サージカルステント製作後は、Straumann社製(ストローマン)の一回法のインプラントで埋入の実習を行いました。
(当院では、GC社製のインプラントを使用しております。)
今回実習でサージカルステントの有用性を感じることができましたし
有効活用の仕方をしっかりと考察することができ
たいへん意味のあるセミナーとなりました。