歯科医による口腔ケアが癌手術後の肺炎発症率と死亡率を減少⁉
[2018年10月13日]
歯科医による口腔ケアが癌手術後の肺炎発症率と死亡率を減少 という結果が、東京大学の石丸先生らの研究で発表されました。
歯科医師としては、興味深い内容です。
決して口腔ケアをすると癌が治るとか発症しにくくなるという内容ではないのでご注意ください。
口腔内の細菌は、
300~400種類
1000億~1兆個
が存在すると言われております。
1000億~1兆個とかなり数値の開きが大きいですよね。
これは、歯ブラシをしているかしていないかの差です。
もちろん1兆個が、歯ブラシをしていない状態です。
9000億個の違いです!
これだけの違いがあるんです。
病院には、歯科があっても口腔外科しかなく、口腔ケアができる環境が整っていないケースが多いようです。
医科と歯科がもう少し連携が取れるといいのですがねぇ。。。
今の段階でできることとしては、入院前にしっかり口腔ケアを受ける。
とはいえ、急に入院となることもあるでしょうから
日頃から定期的に口腔ケアのメンテナンスで受診されておくことが一番かとおもいます。
廣瀬歯科医院では、口腔ケアのメンテナンスを重視しているクリニックです。
皆様のお役にたてたら幸いでございます。
お気軽にご相談ください。