歯周炎と新型コロナ感染症
[2021年10月30日]
一気に秋が深まってきましたね。新型コロナの感染が落ち着いて、ちょっとホッとされている方が多いのではないでしょうか?
世界ではまだまだ増え続けている新型コロナ感染症ですが
「歯周炎と新型コロナ感染症」についての興味深い論文がありましたので紹介いたしますね。
・COVID-19患者で、歯周炎に羅漢している人は、そうでない人に比べて死亡リスク8.81倍、ICU入院リスク3.54倍、要人工呼吸器リスク4.57倍
・COVID-19患者の気管支肺胞洗浄液から歯周病菌が検出されたとの報告
出典:Marouf N, et al. J Clin Periodontol. 2021 Feb 1.
という内容でした。
歯科医院で適切な歯周病治療、メンテンナンスを受けることが
命を守ることに繋がると最新の論文から示唆されました!
歯周炎がある方は、新型コロナウィルス感染症にかかった時に、重症化しやすいというような内容でした
歯周炎は自覚症状が少なく、多くの方が罹患している病気です。
多くの方が気付くのは「歯を磨いたときに血が出るなぁ」程度です。
外出を自粛し、定期的な歯のクリーニングに行かなくなる事で、お口の状態が悪化している人が非常に増えています。
歯周病は、定期的なメンテンナンスが大事な病気です。
当院は感染予防対策を徹底しておりますので、どうぞ安心してお越しください。
板橋区 大山、大谷口、千川、小竹向原、小茂根の歯科医院
廣瀬歯科医院